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改装か移転か迷ったときの判断基準|金沢市・野々市市の店舗オーナー向けガイド

改装か移転か迷った時の判断基準 サムネイル

店舗経営を続けていく中で、「今の店舗を改装して続けるべきか、それとも新しい場所へ移転すべきか」という選択に直面することがあります。売上の伸び悩み、建物の老朽化、立地への不満、競合店の増加など、理由はさまざまですが、この判断を誤ると大きな経済的負担を抱えることになりかねません。
改装と移転、それぞれにメリット・デメリットがあり、店舗の状況や経営方針によって最適な選択は異なります。この記事では、石川県金沢市や野々市市で店舗経営をされているオーナーさまに向けて、改装か移転かを判断する際の基準やチェックポイント、地域特性を踏まえた考え方をわかりやすく解説いたします。

石川県金沢市や野々市市で店舗経営をされているオーナーさまへ。株式会社インテリア縁は、飲食店や美容室、病院、クリニックなどの店舗内装デザインから施工まで一貫して対応しております。改装か移転かの判断でお悩みの際には、お客さまの経営状況やご希望を丁寧にヒアリングし、最適な選択をサポートいたします。
弊社の代表は、前職時代に設計・発注・施工まで一貫して経験してきたため、設計士目線でのデザインと現場目線の構造や細部の作りに対する考え方を持ち合わせております。多角的な視点から、お客さまにとって最善の方法を一緒に検討させていただきます。

改装と移転のメリット・デメリット比較

飲食店の店舗デザインの事例

改装のメリット・デメリット

改装とは、現在の店舗の場所はそのままに、内装や外装を新しくしたり、設備を更新したりすることです。店舗のイメージチェンジや機能性の向上を図ることができます。
改装の最大のメリットは、既存の顧客基盤を維持できることです。長年通ってくださっているお客さまに対して、場所が変わることによる混乱を避けられます。また、移転に比べて費用を抑えられることが多く、賃貸契約の更新や新規契約の手間も不要です。営業を続けながら工事を進めることも可能な場合があり、休業期間を最小限に抑えられます。
一方で、デメリットとしては、立地そのものを変えることができないため、交通アクセスや駐車場の問題、商圏の限界といった立地に起因する課題は解決できません。また、建物の構造上の制約があり、理想とするデザインや間取りが実現できない可能性もあります。大規模な改装が必要な場合は、一時的な休業が必要になることもあり、その期間の売上減少を考慮する必要があります。

移転のメリット・デメリット

移転とは、店舗を新しい場所に移すことです。立地を一から選び直すことができるため、経営戦略の大幅な転換が可能になります。
移転の最大のメリットは、立地を自由に選べることです。より集客力の高い場所や、駐車場が確保しやすい場所、ターゲット顧客層が多く住む地域など、経営戦略に合った場所を選択できます。また、新しい建物であれば、理想とする店舗デザインや間取りを一から実現することができ、最新の設備を導入することも容易です。新規顧客の獲得チャンスも広がります。
一方で、デメリットとしては、改装に比べて費用が高額になることが多い点が挙げられます。敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用に加え、内装工事費、引越し費用、新しい看板や広告宣伝費など、まとまった資金が必要です。また、既存顧客が新しい場所まで来てくれるとは限らず、顧客基盤を失うリスクがあります。移転先での認知度を高めるための広告宣伝費も必要になるでしょう。

費用面での比較

改装と移転では、必要となる費用の項目と金額が大きく異なります。具体的な費用は店舗の規模や業種、工事内容によって変動しますが、一般的な傾向を把握しておくことが重要です。

費用項目
改装の場合
移転の場合
内装工事費
部分的な改修で済む場合が多い
一から工事が必要
物件取得費
不要
敷金・礼金・仲介手数料が必要
引越し費用
不要
必要
原状回復費
不要
旧店舗の原状回復が必要
広告宣伝費
リニューアル告知程度
新規出店並みの広告宣伝が必要
休業期間中の損失
営業しながら工事できる場合もある
一定期間の休業が必要

改装の場合、既存の設備や内装を活かせる部分があるため、全体的な費用を抑えられる可能性があります。ただし、建物の老朽化が進んでいる場合は、予想以上に費用がかかることもあります。一方、移転の場合は初期費用が高額になりますが、長期的に見て集客力の高い立地に移ることで、投資を回収できる可能性もあります。

判断基準となる5つのチェックポイント

POINT

立地・商圏の評価

まず最初に検討すべきは、現在の立地が本当に問題なのかという点です。売上が伸び悩んでいる原因が立地にあるのか、それとも店舗の魅力や集客方法に課題があるのかを冷静に分析する必要があります。
現在の立地を評価する際には、人通りや車の交通量、駐車場の有無、競合店の状況、ターゲット顧客層の居住エリアとの距離などを確認します。金沢市であれば、片町や香林坊などの中心市街地か、郊外の住宅地か、野々市市であれば金沢工業大学周辺か住宅地かなど、立地特性によって集客力は大きく異なります。
立地に明確な問題がある場合(アクセスが悪い、駐車場がない、競合が多すぎるなど)は移転を検討する価値があります。一方、立地自体に大きな問題がなく、店舗の老朽化やイメージの古さが課題であれば、改装で解決できる可能性が高いでしょう。

建物の状態と改装可能性

建物の状態を正確に把握することも重要です。築年数が古く、耐震性や設備の劣化が進んでいる場合は、改装費用が想定以上に高額になる可能性があります。
また、賃貸物件の場合、大家さんや管理会社が改装を許可してくれるかどうかも確認が必要です。構造上の制約により、理想とする間取りやデザインが実現できない可能性もあります。例えば、壁を取り払って空間を広げたい、水回りの位置を大きく変更したいといった希望がある場合、建物の構造によっては実現が難しいこともあります。
弊社では、現地調査を行ない、建物の状態や改装の可能性について専門的な視点からアドバイスをさせていただきます。他社さまでお断りされた案件でも、豊富な経験と柔軟な発想で対応できる場合がございますので、まずはご相談ください。

予算と投資回収期間

改装と移転のどちらを選ぶにしても、予算と投資回収期間の検討は欠かせません。改装の場合は比較的費用を抑えられますが、移転の場合は初期費用が高額になります。
投資回収期間を計算する際には、工事費用だけでなく、改装や移転によって期待できる売上増加額も考慮します。例えば、改装によって客単価が10%上がる、移転によって来客数が20%増えるといった見込みがある場合、何年で投資を回収できるかを試算します。
また、資金調達の方法も検討が必要です。自己資金で賄えるのか、融資を受ける必要があるのか、補助金や助成金を活用できるのかなど、資金計画を立てることが重要です。金沢市や野々市市では、中小企業向けの支援制度が用意されている場合もありますので、活用を検討してみてください。

営業への影響

改装や移転による営業への影響も重要な判断材料です。改装の場合、営業を続けながら工事を進められることもありますが、大規模な工事では一時的な休業が必要になります。移転の場合は、旧店舗の営業を終了してから新店舗をオープンするまでの期間、売上がゼロになります。
休業期間中の売上損失だけでなく、既存顧客への影響も考慮が必要です。特に美容室や飲食店など、リピーターが多い業種の場合、休業期間が長引くと顧客が他店に流れてしまうリスクがあります。移転の場合は、新しい場所まで既存顧客が来てくれるかどうかも不確定要素となります。

弊社では、営業への影響を最小限に抑えるための工事スケジュールをご提案いたします。一人の人間が全工程を把握しているため、スピーディーに判断し、柔軟に対応することが可能です。

将来的な事業計画

最後に、将来的な事業計画も判断材料となります。今後5年、10年という中長期的な視点で、どのような経営を目指すのかを考えることが大切です。
例えば、現在の店舗を今後10年以上続けていく予定であれば、改装に投資する価値があります。一方、数年後には事業承継や閉店を考えている場合は、大規模な改装は避け、必要最低限のメンテナンスに留めた方が良いかもしれません。
また、将来的に多店舗展開を考えている場合は、新しい立地に移転して事業を拡大するチャンスと捉えることもできます。逆に、現在の顧客を大切にして地域密着型の経営を続けたい場合は、改装して既存顧客との関係を維持する方が適しているでしょう。

重要なポイント

改装か移転かの判断は、単に費用だけで決めるのではなく、立地、建物の状態、予算、営業への影響、将来計画などを総合的に評価することが重要です。一つの要素だけで判断せず、多角的な視点から検討することをおすすめいたします。

ケース別の判断例

改装がおすすめのケース

改装が適している典型的なケースをいくつかご紹介します。
一つ目は、立地には問題がなく、既存顧客も多いが、店舗の見た目や設備が古くなってきた場合です。このようなケースでは、内装を一新することで新鮮なイメージを与え、新規顧客の獲得にもつながります。
 
二つ目は、予算が限られている場合です。移転には多額の初期費用が必要ですが、改装であれば優先順位をつけて段階的に進めることも可能です。まずは客席エリアだけをリニューアルし、その後キッチンや外装を改装するといった方法も選択できます。
 
三つ目は、賃貸契約の残り期間が長く、移転すると違約金が発生する場合です。契約更新のタイミングまで待ってから移転を検討するよりも、現在の店舗を改装して売上を維持・向上させる方が得策なこともあります。
 
四つ目は、地域に根ざした営業をしており、顧客との信頼関係が場所と結びついている場合です。病院や美容室など、通い慣れた場所でサービスを受けたいという顧客が多い業種では、場所を変えないことが重要です。

移転がおすすめのケース

一方、移転が適しているケースもあります。
一つ目は、立地に明確な問題がある場合です。人通りが少ない、駐車場がない、アクセスが悪いなど、立地が原因で集客に苦戦している場合は、改装だけでは根本的な解決になりません。
 
二つ目は、建物の老朽化が著しく、改装費用が移転費用と同程度かそれ以上になる場合です。耐震補強や配管の全面的な更新が必要な場合など、改装費用が高額になるのであれば、新しい物件に移転した方が長期的にはメリットがあります。
 
三つ目は、事業を拡大したい、またはターゲット顧客層を変更したい場合です。現在の店舗では手狭になってきた、より高級志向の顧客をターゲットにしたいといった経営戦略の転換には、新しい立地への移転が効果的です。
 
四つ目は、商圏の変化により、ターゲット顧客層が減少している場合です。例えば、周辺の人口構成が変わり、若年層が減少してファミリー層が増えたなど、商圏の変化に対応するには立地を変える必要があることもあります。

段階的なアプローチも選択肢

改装か移転かの二者択一ではなく、段階的なアプローチを取ることも選択肢の一つです。まずは小規模な改装を行なって様子を見て、売上や顧客の反応を確認してから、次のステップを決めるという方法です。
例えば、まずは外装だけをリニューアルして集客力を高め、その後内装の改装を行なうという段階的な計画を立てることができます。また、現在の店舗を改装して営業を続けながら、並行して移転先を探すという方法もあります。
特に、改装と移転のどちらが正解かわからないという場合には、リスクの低い改装から始めて、結果を見ながら判断するのも賢明な選択です。弊社では、お客さまのご状況に合わせて、段階的な計画のご提案も可能ですので、ご相談ください。

金沢市・野々市市の店舗改装事情

地域特性と商圏

金沢市と野々市市では、それぞれ異なる地域特性があり、店舗の立地選びや改装の方向性も変わってきます。金沢市は観光都市としての側面が強く、片町や香林坊、近江町市場周辺などの中心市街地では観光客も重要な顧客層となります。一方、郊外の住宅地では地域住民をターゲットとした営業が中心となります。
野々市市は金沢工業大学があるため、学生をターゲットとした飲食店やサービス業が多く見られます。また、金沢市のベッドタウンとしての性格もあり、ファミリー層が多く住む地域です。このような地域特性を理解した上で、改装か移転かを判断することが重要です。
北陸新幹線の開業以降、金沢市を訪れる観光客は増加しており、中心市街地の店舗では観光客需要を取り込むための改装が効果的な場合があります。一方、郊外の店舗では、地域住民の日常的なニーズに応えるための機能性重視の改装が求められることが多いでしょう。

補助金・支援制度の活用

金沢市や野々市市、石川県では、中小企業や個人事業主向けの各種支援制度が用意されています。店舗の改装や移転に活用できる補助金や助成金もございますので、事前に確認しておくことをおすすめいたします。
例えば、中小企業向けの設備投資支援制度や、商店街活性化のための補助金などが利用できる場合があります。また、省エネ設備の導入や、バリアフリー化に対する補助金なども用意されていることがあります。これらの制度を活用することで、改装や移転の費用負担を軽減できる可能性があります。
ただし、補助金や助成金には申請期限や条件があり、工事着工前に申請が必要な場合も多いため、計画段階で確認しておくことが重要です。弊社では、お客さまの状況に応じて、活用できる可能性のある支援制度についても情報提供をさせていただきます。

まとめ

改装か移転かの判断は、店舗経営における重要な意思決定です。立地、建物の状態、予算、営業への影響、将来計画など、多くの要素を総合的に評価する必要があります。改装には既存顧客を維持しやすく費用を抑えられるというメリットがあり、移転には立地を一から選び直せるというメリットがあります。
どちらが正解かは、店舗の状況や経営方針によって異なりますが、重要なのは感情的な判断ではなく、データに基づいた冷静な判断を行なうことです。現在の立地の評価、建物の状態の確認、費用と投資回収期間の試算、営業への影響の予測など、できるだけ客観的な情報を集めて判断することをおすすめいたします。
石川県金沢市や野々市市で店舗の改装や移転をお考えの経営者さまは、ぜひ株式会社インテリア縁にご相談ください。弊社では、お客さまのご状況を丁寧にヒアリングし、多角的な視点から最適な選択をサポートいたします。改装の場合は、デザインから施工まで一貫して対応し、お客さまの想いをカタチにするお手伝いをいたします。まずはお気軽にご相談ください。

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内装工事や外壁リフォーム・外装工事は金沢市の(株)インテリア縁
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