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新潟市の商業ビルリニューアル|270㎡を3ヶ月で別世界に変えたモルタル造形の全記録

エレベーターの扉が開いた瞬間、訪れた人は言葉を失います。そこはもう、日本ではありません。古代遺跡の石壁を抜けた先に広がるのは、金色に輝く近未来空間。床中央に配された1500φ(直径1.5m、人の背丈以上)のシンボルマーク。これは、新潟市中央区の老舗商業ビル「ライオンタワー新潟」が、モルタル造形とMPC工法によって、たった3ヶ月で生まれ変わった姿です。270㎡(テニスコート約1面分)の広大な空間を、一流の職人たちはどう変えたのか。その全記録を北陸エリアで実績豊富な内装デザイン会社がお見せします。

株式会社インテリア縁は、石川県金沢市を拠点に北陸三県で店舗・施設の内装デザインから施工まで一貫対応する総合デザイン会社です。代表の内田和寛は前職で20年の設計・施工経験を積み、設計士目線と現場目線の両方を持つ専門家として、お客様の想いを確実にカタチにしています。
 

新潟市の商業ビルに起こった3ヶ月の奇跡

老舗ビルリニューアルの背景

ライオンタワー新潟工事前

新潟市中央区に位置する老舗商業ビル「ライオンタワー新潟」は、長年地域に親しまれてきた建物です。今回のリニューアルプロジェクトでは、建物の歴史を尊重しながら、現代的な空間演出で新たな価値を創出することを目的としました。プロデューサー様方からテーマやイメージを伺い、細部の製作に関する打ち合わせや設定検証、施工までを一貫してお引き受けしました。
 
実際に現地での採寸から開始し、イメージに則した構築を行い、素材班・クリエイター班と共にどう作り上げるかの検証を重ねました。1階のエレベーターホール兼エントランスの模様替えとして、約3ヶ月に渡る大規模施工を経て完成に至りました。

「古代遺跡→近未来」というコンセプト

本プロジェクトのデザインテーマは「古代遺跡を抜けると近未来」です。9階まで続く吹き抜けの1階部分から2階の手摺までを一体的に捉え、訪れる人々に非日常的な空間体験を提供することを目指しました。
 
このテーマを実現するため、モルタル造形とMPC工法という2つの専門技術を駆使しました。270㎡(テニスコート約1面分)の空間全体をモルタル造形で演出し、そのうち床面積だけで180㎡(約54坪、6LDKマンション約1.5戸分)を超えるエントランスホールエリアにMPC工法を採用した大規模な空間演出を行いました。

 

【衝撃】ビフォーアフター全記録

商業ビルのリニューアルがもたらした劇的な変化をご紹介します。約270㎡(テニスコート約1面分)の空間が、わずか3ヶ月でどのように生まれ変わったのか、その全容をお見せします。

BEFORE(リニューアル前)

エントランス:古い100角〜50角タイルが壁・床に経年劣化

天井:色褪せた従来の仕上げ

階段:タイル張りの一般的な商業ビル仕様

外壁:のっぺりとした無機質な仕上げ

雰囲気:築年数を感じさせる昭和の商業施設

AFTER(リニューアル後)

エントランス:壁・床をMPC工法で一体施工、床中央に1500φ(直径1.5m)のシンボルマーク

天井:実際に金が含まれる塗料で輝く近未来的な金色

階段:MPC工法でタイルの痕跡を完全に消した美しい仕上げ

外壁:古代遺跡を思わせる立体的なモルタル造形

雰囲気:映画のセットのような非日常空間

 

圧倒的な施工規模を数字で

施工面積:270㎡(テニスコート約1面分、6LDKマンション約2戸分)

工期:たった3ヶ月で完成

吹き抜け高さ:9階まで続く圧倒的な空間

シンボルマーク:直径1500mm(人の背丈以上)

MPC塗厚:わずか3〜5mm(紙数枚分の薄さ)

 

270㎡の大空間を変えたモルタル造形技術

モルタル造形とは何か

エントランス前 モルタル造形

モルタル造形の最大の特徴は、既成建材のサイズ感等にとらわれず、全てを自由に表現できる点です。現場の下地にこだわらず、「この空間で、イメージはこれ」とさえお伝えいただければ、完成までの全てをサポートできます。今回の施工では、約270㎡(テニスコート約1面分)という巨大な空間演出を実現しました。
 
モルタル造形は、レンガ風・木材風・石積み風・竹材風をはじめ、さまざまな表現が可能です。また、腐食や浸食被害の心配がなく、木造製品やプラスチック製品より強度が高く、耐火性にも優れているという実用面でのメリットも備えています。

「先生クラス」が集結した制作体制

本プロジェクトの成功の鍵は、その世界では先生クラスと呼ばれる一流のクリエイター陣が集結したことにあります。270㎡という巨大な空間演出を実現するため、素材班とクリエイター班が綿密に連携し、設計から施工まで一貫して対応できる体制を構築しました。
 
プロデューサー様方と共に細部までこだわり抜いた空間を創り上げる過程では、何度も打ち合わせと設定検証を重ねました。イメージを確実にカタチにするため、現地での採寸から構築方法の検討まで、妥協のないプロセスを経て完成に至っています。
 

モルタル造形の圧倒的メリット

自由度の高さ:既成建材に制約されず、イメージ通りの空間を実現できます。

高い耐久性:腐食や浸食被害がなく、長期間美しさを保ちます。

安全性:不燃材として耐火性に優れ、北陸の厳しい冬の凍結にも強い特性があります。

メンテナンス性:木材やプラスチックと比較して経年劣化が少なく、維持管理コストを抑えられます。

 

3〜5mm「奇跡の薄さ」で実現したMPC工法

紙数枚分の薄さで大改造を実現

MPC(Magnesium Phosphate Cement)工法の最大の特徴は、**塗厚がわずか3〜5mm(紙数枚分の薄さ)**という驚異的な薄さです。モルタル調でありながら、メッシュを伏せ込むことで割れにくく、この薄さにより、既存の建物に大きな負荷をかけることなく、大規模なリニューアルが可能になります。
 
今回の施工では、9階まで続く吹き抜けの1階部分から2階の手摺まで、昔の100角から50角タイルを目地ごと埋めてMPC素材で仕上げました。モルタル調の質感を保ちながら、既存のタイルが無かったかのように美しく仕上げることができました。

9階吹き抜け180㎡超の一体施工

9階まで続く吹き抜けの1階部分から2階の手摺までで、床面積だけで180㎡超(約54坪、6LDKマンション約1.5戸分)という大規模な施工となりました。中央に伸びた折返し階段、エレベーターの眼前にビルのシンボルマークを1500φ(直径1500mm、人の背丈以上)で配置し、壁・床共にMPCで施工しました。
 
階段も全てMPCにてタイルが無かったかのように美しく仕上げています。既存のタイル目地を完全に埋め、継ぎ目のない一体的な空間を実現したことで、訪れる人々に圧倒的な非日常感を提供しています。

職人も驚いた「金色の天井」

エントランス 天井施工後

天井にはストーク塗料の金をプロデューサー様からの支給品で塗布しました。実際に金が含まれる塗料のため、発色が非常に優れており、**「長い建築経験でもここまでの金発色は初めて」**という仕上がりを実現しました。
 
この金色の天井が、古代遺跡から近未来へと続くテーマの「近未来」部分を象徴的に演出しています。光の当たり方によって表情を変える金色の輝きが、9階まで続く吹き抜け空間全体を包み込み、訪れる人々を異世界へと誘います。

工法比較項目
MPC工法
従来モルタル
塗厚
3〜5mm(紙数枚分)
15〜30mm
ひび割れ耐性
メッシュ伏せ込みで高い
経年でひび割れリスク
建物への負荷
非常に軽量(約1/5〜1/6)
重量増加
施工スピード
比較的速い
時間を要する
既存タイル処理
目地ごと埋められる
撤去が必要

「参照:ライオンタワー新潟MPC工法施工実績」

 

商業ビルリニューアル成功の裏側

企画から完成までの3ヶ月

270㎡の大空間を3ヶ月で別世界に変えるには、綿密な企画と計画が不可欠です。本プロジェクトでは、以下のプロセスで進行しました。
 
まず、プロデューサー様方よりテーマやイメージを詳細にヒアリングし、「古代遺跡を抜けると近未来」というコンセプトを明確化しました。次に、現地での採寸を実施し、既存の建物構造や設備配置を正確に把握しました。その後、イメージに則した構築方法を検討し、素材班・クリエイター班と共に製作に関する打ち合わせや設定検証を重ねました。
 
設計段階では、デザイン性と機能性の両立を重視し、お客様のご要望を踏まえて多角的な視点から最善のプランを提案しました。これは、代表の内田が前職時代に設計・発注・施工まで一貫して経験してきた知見が活かされています。

大規模工事の品質管理

270㎡という大規模リニューアル工事では、品質管理と工期管理が極めて重要です。本プロジェクトでは、約3ヶ月という工期の中で、先生クラスのクリエイター陣との密な連携により高品質な仕上がりを実現しました。
 
施工中は定期的な進捗確認と品質チェックを実施し、プロデューサー様方との打ち合わせを重ねながら、細部までこだわり抜いた空間を創り上げました。完成後は、お客様のイメージを確実にカタチにできたことで、高い満足度をいただいています。
 

北陸エリアでの大規模内装実績

石川県金沢市 長町武家屋敷跡

北陸の気候に対応した施工技術

北陸エリアは冬季の積雪・凍結、高い湿度など、建築物にとって厳しい気候条件が特徴です。モルタル造形・MPC工法による内装工事では、これらの気候条件に対応した材料選定と施工方法が求められます。
 
当社が採用するモルタル造形は、冬の凍結に強く、高い耐久性を誇ります。また、不燃材という特性により、安全性の面でも優れています。北陸の気候条件を熟知した施工ノウハウにより、長期間にわたって美しさと機能性を保つ空間を実現しています。

石川・富山・新潟の施工事例

株式会社インテリア縁は、石川県・富山県・新潟県を中心に、多数の大規模内装施工実績を有しています。主な実績には以下のようなものがあります。

富山県の施工実績

小児歯科医院:外壁造形モルタル工事、改装工事

医学協会:造作家具工事

病院:造作家具工事(改装)

空調電設社屋:造作家具工事

石川県の施工実績

飲食店:新装・改装・増築工事(複数店舗)

信用金庫:改装工事(デザインから)

割烹:改装工事(デザインから)

整形外科医院:改装工事

新潟県の施工実績

ライオンタワー新潟:270㎡モルタル造形リニューアル

エントランスホール:MPC工法180㎡超の大規模施工

商業ビル:9階吹き抜け空間の一体施工

「参照:施工実績(抜粋)」
 

3ヶ月で完成させた工期管理術

ライオンタワー新潟プロジェクトでは、約3ヶ月という短期間で270㎡のモルタル造形とMPC工法による大規模リニューアルを完成させました。この驚異的なスピードを実現した工期設定のポイントをご紹介します。
 
まず、現地調査と設計期間を十分に確保することです。イメージを正確に把握し、技術的な検証を綿密に行うことで、施工段階でのトラブルを未然に防ぎます。次に、先生クラスのクリエイター陣との協業体制を早期に構築し、役割分担と工程管理を明確化します。
 
また、商業ビルの場合、営業への影響を最小限に抑えるスケジュール調整も重要です。工事エリアの区分けや作業時間の設定など、お客様のご要望に応じた柔軟な対応が求められます。
 

3ヶ月で完成させる施工スケジュール

現地調査・ヒアリング:1〜2週間

設計・デザイン立案:2〜4週間

素材検証・打ち合わせ:1〜2週間

施工期間:6〜10週間(面積・複雑さによる)

最終確認・引き渡し:1週間

※270㎡の大規模施工を約3〜4ヶ月で完成させた実績あり

 

まとめ

新潟市中央区の商業ビル「ライオンタワー新潟」における270㎡(テニスコート約1面分)の大規模リニューアル事例をご紹介しました。モルタル造形とMPC工法という2つの専門技術を駆使し、たった3ヶ月で、古い商業ビルを「古代遺跡から近未来へ」というテーマの別世界に変えた、その全記録です。
 
3〜5mmという紙数枚分の薄さのMPC工法と、先生クラスのクリエイター陣が集結したモルタル造形技術。9階まで続く吹き抜け空間を一体的に捉えた180㎡超の施工。そして、長い建築経験でも初めてという金色に輝く天井。すべてが、商業ビルリニューアルの新たな可能性を示しています。
 
プロデューサー様方との綿密な打ち合わせ、クリエイター陣との協業体制、そして設計から施工まで一貫対応できる体制が、高品質な仕上がりを実現する鍵となりました。
 
株式会社インテリア縁は、石川県金沢市を拠点に北陸三県で豊富な施工実績を有しています。モルタル造形・MPC工法による商業ビル・店舗・医療施設の大規模リニューアルをお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。お客様の想いを確実にカタチにするお手伝いをいたします。

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内装工事や外壁リフォーム・外装工事は金沢市の(株)インテリア縁
〒921-8132 石川県金沢市しじま台二丁目10-11
TEL:076-259-6428 AX:076-259-6429
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